2002年 馬 籠 宿 散 策

2002/8/25

「木曽路はすべて山の中である」ではじまる「夜明け前」で有名な文豪 島崎藤村 ゆかりの地 長野県木曽郡山口村馬籠に行ってまいりました。あと3年後には山口村は合併により岐阜県中津川市となってしまうので、木曽郡の馬籠としては今いかねば、という気持ちが動機でした。もっとも行政区が変わっても馬籠は別に変わらないのですが...。

馬籠には初めて行ったんですが、こんなに坂道だとは知りませんでした。車いすを押していた方もいましたが、かなり大変そうでした。写真は宿の入口です。



馬籠宿は上と下に駐車場があり、大型バスは下でないと停められません。



馬籠宿の道は狭いんですが、小型車ならなんとか通行できます。シーズン中や土日は車両通行止めですが、写真の軽は運送屋さんです。(特別許可車両)



坂道の途中からはシンボルである恵那山がよく見えました。



臨時の馬籠郵便局です。この日も観光客で賑わっていました。



馬籠といえば藤村です。これは宿場の中央にある 藤村記念館です。  (入場料大人500円)  江戸時代の本陣(大名の宿)跡で、藤村はここで生まれました。



明治26年の火災で本陣の建物は焼失してしまいました。写真は再建された廊下?



これはわずかに残った当時の建物で藤村がこの2階で「夜明け前」の構想を練ったとか言われています。



馬籠宿 上の入り口です。左右に小型車用の駐車場があります。



滞在時間わずか2時間という短時間の散策でしたが、たまにはこういった古い家並みに触れるのも楽しいものです。なお当日は夏の暑さがぶり返した日で、宿場を往復したら汗びっしょりになってしまい、思わず飛び込んだ喫茶店で食べた宇治ミルク入りかき氷がおいしかったです。

おまけ

清内路峠を越え、帰路に立ち寄った昼神温泉「湯ったりーな昼神」で汗を流しました。(入浴料金大人500円)平成13年に建てられた新しい施設で、とてもきれいでしたよ。

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