2002年 TDS 見てある記

TDS(東京ディズニーシー)は2001年9月、TDL(東京ディズニーランド)の隣に海を埋め立てて造られたテーマパークで、その名のとおり、海をテーマにしたビッグ・レジャーランドです。2002/11/17 ひょんなことでTDSへ日帰りで行ってまいりましたので、滞在わずか6時間の中で見てあるいたものをリポートしたいと思います。当日のお天気は曇り。雨や風こそ無かったんですが一日中肌寒いお天気で、キャストの皆さんもコート着用の冬支度でお仕事をしていました。

TDSのエントランスを入るとまず目に付くのがこの地球儀。地球の2/3は水で出来ているということを表しているのだろうが、南極に水をかけたら氷が解けてしまうのでは?後ろにある石造りの古い町並みが渋い。



ヨーロッパ風の建物をくぐって最初に出会うのがこのメディテレーニアンハーバー。ここはディズニーシーの中で一番大きな海?で、地中海沿岸の国々の港町の雰囲気ムンムン。海上ショーもここで行われる。(後述)



ストームライダーというアトラクションのFP(ファーストパス)発券機。10:30だというのに指定時間は19:30!人気のあるアトラクションにゲストが特定の時間集中するのを防ぐ目的でこういう制度を作ったのだろうが、使い勝手はどんなものなのだろう。



ロストリバーデルタにあるピラミッド。ディズニーシー一番の人気アトラクションであるインディ・ジョーンズ・アドベンチャー・クリスタルスカルの魔宮(う、長い)がある所。ファーストパスはすでに売り切れ。120分待ち。



アメリカンウォーターフロントでセイル・アウェイのショーを見物する。豪華客船S.S.コロンビア号の処女航海出航を祝うミュージカル。20世紀初頭の活気あるアメリカの雰囲気がよく出ていた。ステージ中央は船長役のミッキーマウス。なお、このショーでは乗客役でゲストも特別参加できるとのこと。



後ろの船がS.S.コロンビア号。巨大な3本煙突が園内や園外からもよく目立つ。グーフィーのサンタクロースがいるが、11〜12月はクリスマス・バージョンなのだ。



今回唯一行列にならんで乗ったのがこのヴェネツィアン・ゴンドラ。ならんだ時間は45分で、ゴンドラに乗っている時間は約10分ほど。



この方が船首の船頭さん、ひとつ上の写真に映っている橋の下で「帰れソレントへ」を一曲アカペラで披露してくれた。船頭さんの後ろのヴェネチアの街の造り込みには本当に感心。



ゴンドラを後にミステリアス・ランドに向かう。これは海底2万マイルに登場する潜水艇ノーチラス号の実物大模型。



PM2:30より始まったポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバルを見る。これは1日1回だけ行われる海上ショーで場所はメディテレーニアンハーバー。まず、波止場5ヶ所でお祭りが始まり、次いで水上バイクの演技があり、とりは5隻の中世の帆船に乗ったディズニーのおなじみキャラクターたちがくりひろげる海上パレード。最後はおなじみの花火で締めくくった。写真はドナルドダックの乗った船。後ろには何故か恐竜が。


アメリカンウォーターフロントのとある街角でやっていたファイアーマンバンドのライブ。コミカルタッチだがなかなか見事な演奏。



あっというまに帰る時刻に。最後に見たのはプロメテウス火山の噴火。大きな音とともに火口からは白い煙と炎があがった。




ま と め

まあ、たったの6時間なのでその1/100も見れなかったのは残念ですが、訳あり旅行なので仕方ありません。それよりいつもここへ来て思うのは(TDSは初めてですがTDLは3回来ています)人混みのすごさや園内の綺麗さはもちろんとして、全体のコンセプトから細かいディティールまでほんとうに良く出来ているということです。たとえば園全体をそれぞれ違う雰囲気を持った7つのパークに分け、1日中遊んでも飽きのこないように仕組んであったり、壁のひびや色あせた塗料、錆のにじんだボルトなどどれ一つとってもとても作り物とは思えない見事な出来映えです。帰った後、いつも思うのですが、時間さえあれば2〜3日かけてゆっくりと見て歩きたいものです。

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