高山寺・開山堂
’03.11/3に京都・栂尾(とがのお)・高山寺へ。高山寺は774年(平安京より古い!)光仁天皇により開創され、1206年,明恵上人が中興した寺だが、境内にある石水院(国宝)は同上人が後鳥羽院より学問所として賜った建物で、中に有名な鳥獣人物戯画(ただし複製)が飾ってある。紅葉が有名なので行ってみたが、盛りにはちょっと早かった。
この日は朝から雨。駐車場(ハイシーズンのみ有料)はそこそこの混み様であったが、運良く停められた。これは裏参道入口にあった案内所。僧衣をまとったお坊さんも参拝にみえていた。なお、高山寺入山料は600円(大人)。
これが有名な石水院入口の門。拝観料はなんと別料金で500円!!さすがは世界遺産。中は撮影禁止のため画像はない。なお、本物の鳥獣戯画は京都の博物館にあるとのこと。
明恵上人が植えたといわれる日本最古の茶畑。中国から帰った僧、栄西より贈られたとのこと。
開山堂。紅葉がきれい。
明恵上人の廟。苔が雨に濡れて、いい感じ。
ちょっとわかりにくいが仏足石。
一番上にあるのが金堂。山の中なので、そんなに大きくはない。
表参道の一部で、結構有名な場所のよう。
高山寺へゆく前にこんな所へ寄り道。場所は前回来た大覚寺の裏山といった所にある後宇多天皇陵。天皇のお墓というと仁徳天皇陵のような巨大な古墳を想像しがちだが、大方はこじんまりとしたもの。しかし、宮内庁の管理がゆきとどいており、ごみひとつ落ちていないのは見事。
注意書き。池には錦鯉が。
稜の廻りはうっそうとした竹林にかこまれている。
今回の京都行きはBFではなく、オペル・ヴィータで往復。1.4Lの小さい車で往復800kmのロングドライブが可能なのかちょっと不安があったが、エンジンのトルクバンドがぬわわ〜ぬふわkm/hにあり、高速はけっこういいペースで走ってくれた。小ぶりなシートが心配だったが、腰やおしりが痛くなることもなく、手放しでも不安の無いくらい直進性の良いハンドル、高速でも浮くことの無いワイパー、エアコンを入れてもほとんど影響の無い走り、そして13.6km/Lをたたきだした燃費!!!恥ずかしながら、5年目にしてこの車の正体がわかったような気がした。