2004年 美ヶ原林道

武石峠から王ケ頭(TV塔)を望む。10月だというのに、もう冬の気配が。


’04.10/24 林道美ヶ原線を取材してまいりました。松本から美ヶ原へ登るメインロードで、かなり以前からある道です。つい最近まで有料道路だったんですが、ビーナスラインの無料開放に合わせて、こちらも無料となりました。冬期間は閉鎖されますが、夏の間は観光バスで賑わいを見せます。また、初夏には「ツールド美ヶ原」という自転車のヒルクライム競技が行われるのでも有名です。

長野自動車道松本ICを降りたらR158を松本市街方面へ左折。1.5km先でR19と交差する(写真地点)が直進する。左折してR19からも行けるが、つまらない有料道路を通ることになる。
写真ではわかりずらいが、真正面に目指す美ヶ原、王ケ頭が見える。

ICから2.2km地点のJR篠ノ井線のガードをくぐったら左折。あとは市街地を道なり(こまくさ道路)に直進。サイトウキネンコンサートが開催される松本文化会館前を過ぎたら6.3km地点の交差点を「佐久方面」へ左折。真っ直ぐ行くと女鳥羽川を渡って浅間温泉に入り込んでしまう。この間の写真はありません、ごめんなさい。とにかく「上田」「佐久」「三才山」方面を目指してください。

ICから10.1km地点にある右トの字を右折。標識は無いのでミスコース注意。目印は右側に「松本浅間カントリークラブ」の看板。



ICから15.8kmで美鈴湖に到着。ここは冬になると好記録の生まれるスケート場に変身する。



 

大型車も通れる位なので道幅はそこそこあり、少しずつ改良されているので走りやすい。ただ勾配は結構急な箇所があるのでパワーの無い車はちょっとつらいかも。直線は少なく、ヘアピンも多いテクニカルなコース。有料時代によくラリーのSSとして使われたほどのことはある。



 
途中道路が二股になっている箇所あり、100mほどだが一方通行。この辺が中間点。



少し道幅が広くなると、現れるブラックマーク。こういうことはちゃんとしたサーキットなどでやってほしいものだ。



高度が上がるにつれ視界が開ける場所が現れる。



途中に女鳥羽川の源流なるものを発見。何度かここは通っているが、たちよったのは初めて。



ICから28.1km地点。左へ曲がると武石村・上田・佐久方面へ。そしてビーナスラインも左折。美ヶ原は直進。(行き止まり)



上の写真地点から1kmほど進み、写真のカーブを曲がると。



こんな風景が目に飛び込みます。(ちょっと霞んでいて残念)



10倍ズームで撮った「穂高岳」です。



槍ヶ岳です。手前には大天井岳が。



松本の街もご覧のとおり。



ゴールまでもう少し。これは武石峠からみた王ケ頭(TV塔)。



ここを左折するとたしか「駒越林道」という名のダート道。なんと、いまでもダートのまま健在!!「松本電鉄専用道路ですので一般車は・・・」の看板(アーチだったような)は朽ち果ててどこかへ行ってしまった。
昔、松本の平林武さんという有名なラリーストが練習に励んだ道。



終点の美ヶ原駐車場。ここから先は一般車通行止め。ほんの数キロ先にはあの山本小屋がありビーナスラインと直結できるというのに残念なことである。過去のいきさつにより、台上は通れなくともほかに迂回路は造れないか考えてみても良いのでは。なにせ、現状では5km戻った地点からいったん武石村へ降り、武石林道を登ってやっとビーナスラインに合流できるのだが、時間と燃料のロスは計り知れないものがある。まして大型バスともなれば一旦松本まで降り、三才山トンネルを越え、和田峠まで大迂回となってしまうのだから。

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