2007年 生駒山から斑鳩の里へ

信貴山寺にて偶然に遭遇した光景


2007年10月28日、またまた関西へ。これだけ行くと、有名な寺社はほとんど行きつくしたので、あとはレアな所か、特に気に入った所を再訪問するかである。そんな訳で、今回は信貴生駒スカイラインを経由して、信貴山寺と法隆寺へ行くことにした。信貴生駒スカイラインは2度目、法隆寺は4度目、そして信貴山寺は初めてである。

生駒山の山頂にはスカイランドいこまという遊園地がある。入園無料の看板につられて、寄ってみるが、駐車場も無料だろうと甘くみていたら1200円しっかりとられた。



30年くらい時間が止まったような古風な遊園地で日曜日にもかかわらず園内はすいていた。まあ、眺めだけがとりえと言えないこともない。写真は駐車場へ降りて行く階段の途中から見た大坂の街など。快晴ではあったが霞が強く、六甲山は見えなかった。



紅葉のほうは残念ながら3週間早かった感じ。



信貴生駒スカイラインの終点、信貴料金所を出ると信貴山寺。正確には真言宗総本山信貴山朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)。



本堂は清水寺風の懸崖造り。



タイミングよく霊宝館で信貴山縁起絵巻(国宝)の特別展示をやっていたので入ってみる。普段はコピーの展示だが、今回は本物とのこと。



境内にある剱鎧護法堂へ向かう途中にある鳥居の林。



ちょうどこのとき、修験者の行事が行われており、修験者の焚いた煙が山に漂い、木漏れ日が偶然このような模様を作ってくれた。



信貴山を後に、次に向かったのが隣の斑鳩町(信貴山は平群町)にある世界遺産・法隆寺。写真は中門、五重塔、そして手前に平山郁夫氏の揮毫による世界遺産の碑。



おなじみ五重塔



金堂



そして夢殿。法隆寺についての詳細は こちら

法隆寺はこれで4度目。最初は高校の修学旅行、2度目は大学生時代、3度目は2004年、そして今回。寺は何度来ても変わらないが、自分は随分変わった。いつの日か自分はいなくなるが、きっと、この寺は多くの人々に守られて何百・何千年と残るのだろう。

OMAKE

 

 

法隆寺五重塔の1番下にある裳階(もこし)と1階の屋根を支える部分に4体の天邪鬼がいるのをご存じでした?いづれも700年代に作られたものですがなかなかかわいいでしょう。

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