2007年 六甲山ドライブウェイ

(県道16号線明石・神戸・宝塚線)

六甲山頂から見た神戸・三宮方面 春霞のためこれで精一杯


信州ワインディングロードもそろそろネタが尽きてきた?ので、今回はちょっと遠征して神戸のシンボル、六甲山をドライブしてきましたのでリポートします。(信州というネーミングもそろそろ要検討か?)


2007年4月13日、中国自動車道宝塚ICを降りたBLは、国道176号線を西へ。宝塚駅を過ぎ、武庫川にかかる橋を渡ってすこし行った先の大多田橋という信号交差点を左折、県道51号宝塚唐槽線に入る。有馬温泉へ行く裏道なのだが交差点手前にある標識を見落としやすいので要注意。
しばらく行くと蓬莱峡という所を通過する。



ご覧のとおり、花崗岩が一部剥きだしになっており六甲山の成り立ちが良くわかる。



蓬莱峡から15分ほど走ると有馬温泉到着、車を停車させるスペースが無いので山の上の裏道にやっと停車させる。写真は有馬ビューホテル「太閤の湯」入り口。有馬温泉は日本三大温泉の一つとされ、はるか奈良時代に行基が温泉寺を建立したことから始まり、桃山時代には太閤秀吉も訪れたという古い歴史をもっている。



有馬温泉を通過してさらに西へ進むと県道15号線三田神戸線に入る。梅木谷(うめきだに−すごい名前)で左折し小部峠という交差点を左折すると県道16号明石・神戸・宝塚線、人よんで六甲山ドライブウェイに入る。

ROAD IMPRESSION

六甲山ドライブウェイは全線2車線、全線追い越し禁止、全線駐車禁止というたいへん制約の多いワインディングロードである。直線区間はほとんど無く、道幅は狭く、路肩もほとんど無い。車を停車させるのに良いスペースがやっとあったかと思えば、ほとんど何らかの障害物が設けられてあり、出入り口につき駐車禁止等の看板が立っている。おかげで写真があまり撮れなかった。
取材日は平日だったので、まずまず快適に走れたが、休日ともなると車の行列や行楽スポットの周辺での渋滞の発生などが予想される。ワインディングランを楽しみたい方は平日しかないと思える。

この辺が標高の一番高いところか。



わずかな隙間に、やっとのことで停められた。



貴重な駐車スペース。



ガードレールに向かったブレーキ痕、場所によっては結構谷は深いのでとにかく対向車に注意。



という訳。



トンネルの手前から芦屋市になる。ここまでくればもう少しだ。



全体として国道18号線旧碓氷峠に似ている。アップダウンはそれほど無いので、この道に合った車はコンパクトで、そこそこのパワーと、ナイスなハンドリングを持った車が最適である。

この後、西宮方面に向かって山を下りたが、途中で左折し大沢西宮線に入り、ちょっとした峠を一つ越えて船坂小前交差点で再び県道51号宝塚唐槽線に戻る。小部峠からカウントして距離は33kmであった。
途中、神戸市立森林植物園、六甲山牧場、六甲山ゴルフ場、人工スキー場(冬期のみ)、回転展望台などがあったり、六甲山ホテル、六甲オリエンタルホテルなどの有名なホテルもあるので、御用とお急ぎでない方は立ち寄ってみるのも良いだろう。
なお、今回は裏側から入ったが、もちろん神戸の街側からもいくらでも入る道がある。お勧めは、三宮から上がる再度山コースで再度公園からの神戸の夜景はすばらしいものがある。

OMAKE

駐車スペースを作らないもう一つの理由はこれである。上5枚目の「貴重な駐車スペース」の場所の崖下をみたら不法投棄されたゴミの山が.....。   富士山が世界遺産になれない*理由は大量に残されたゴミの問題と言われるが、全く人間の身勝手さにはあきれてしまうばかりだ。
*2013年に世界遺産に登録されました。

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