2007年 厳島神社・関門橋

海に浮かぶ神社として有名な厳島神社です。


2007年4月6日朝7時、大阪を出発したBLは山陽自動車道を一路西へ。目指すは九州長崎県佐世保市にあるテーマパーク・ハウステンボス。しかし、この日ハウステンボスへは直行はせず、10時30分に広島ICを降りて広島市内にある「ひろしま美術館」に立ち寄った後、国道2号線を30分ほど走り、宮島口からフェリーで厳島(宮島)に渡った。


厳 島 神 社

厳島神社の創建は593年(推古元年)という古いものであるが、1168年、安芸守となった平清盛が現在の姿に造営、海上に浮かぶ寝殿造りの社殿をもつ優美な神社が建築された。清盛が亡くなった後、神社は鎌倉、室町幕府、大内氏、毛利氏、明治政府などの保護を受け今日に至っている。1996年、ユネスコ世界文化遺産に登録された。
宮島へはフェリーで渡る



大鳥居が見えてきた



島へ上がると鹿の群れの歓迎。ここは奈良か。



これが大鳥居



入り口はこちら



観光客の途絶えた瞬間に1枚



中国向けの観光CM撮影をやっていた。なお、厳島神社は建物全てが国宝となっている。



神社を出てお土産屋など見て歩く。広島名物「焼きがき」、この辺で採れたかきはとくにおいしいんだそうだ。



大粒のかきが2個皿にのって400円。おいしかったです。「もみじまんじゅう」も有名で、バラで買ってフェリーの中で食べたらおいしかったので、フェリー乗り場の売店で、一箱購入してしまった。



近くの寺に咲いていたしだれ桜



瀬戸は春満開といったところ



ちょうど引き潮の時間で、海?の上はこんな感じ

関 門 橋

1973年(昭和48年)11月、今までは鉄道トンネルと国道トンネルしか無かった関門海峡に片道3車線の関門橋が架けられた。橋の全長は1068m、橋桁の間は712m、塔の高さは133.8mの長大吊り橋である。総工費は300億円、今なら10倍くらいしそう。当初は関門自動車道として単独で機能していたが、その後中国自動車道、九州自動車道とドッキングしてからいっきに利用価値が高まった。
壇ノ浦PAより関門橋を望む。ついに本州の果てまできてしまった。



そして九州に上陸し、門司のホテルに宿泊する。写真は一夜明けた関門海峡。宿泊した門司のホテルより撮影。手前は門司港。「門司港レトロ」とか称して面白そうな施設が点在していたが、見ている時間が無いので素通りした。ちなみに写真に写っている一番高いビルは黒川紀章さんの設計とか。

OMAKE

念願だった「ひろしま美術館」に立ち寄ることが出来た。コロー、ミレー、マネ、ドガ、モネ、シスレー、ルノアールなど印象派の絵画が常設で展示されており、とくにゴッホが自殺する2週間前に描いた「ドービニーの庭」は見応えのある作品であった。
偶然ではあったが、特別展として「ヘミングウェイが愛した街:1920年代巴里」も開催しており、シャガール、モジリアニ、ユトリロ、フジタなどエコール・ド・パリの画家達の絵画も見ることが出来てしまった。
原爆資料館への立ち寄りも考えたが、原爆記念公園前に昔あった駐車場が無くなっており、残念ながら素通りした。

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