彦根城&楊谷寺

国宝・彦根城天守閣


2008年12月15日から16日にかけて再び京都へ。今回は滋賀県彦根市にある彦根城と長岡京市にある楊谷寺を見る。

彦 根 城

彦根城は江戸時代滋賀県彦根市金亀町にある彦根山に、鎮西を担う井伊氏の拠点として置かれた平山城である。山は「金亀山」との異名を持つため、城は金亀城(こんきじょう)とも称される。多くの大老を輩出した譜代大名である井伊氏14代の居城であった。
明治初期の廃城令に伴う破却を免れ国宝の天守[1]、附櫓(つけやぐら)および多聞櫓(たもんやぐら)のほか、安土桃山時代 - 江戸時代のなど5棟が現存し、国の重要文化財に指定されている。中でも馬屋は重要文化財指定物件として全国的に稀少であり、国の特別史跡に指定されている。一説では、大隈重信の上奏により1878年(明治11年)に建物が保存されることとなったのだという。
安土桃山時代から江戸時代に建造された天守が日本に12箇所現存する城郭の一つ(現存天守)で、その内、国宝に指定された現存天守のある4城の一つに数えられる。1992年(平成4年)に日本の世界遺産暫定リストにも記載されているが、世界遺産登録は大変厳しい状況にある。
(Wikipediaより抜粋)

アクセス

鉄道の場合、JR東海道線彦根駅又は近江鉄道彦根駅下車、徒歩15分。車の場合、名神高速道路を彦根ICで降り、標識にそって約10分。天守閣は高台にあるので街のどこからも良く見える。

↑の解説にあるように、天守閣は国宝に指定されている。



表門から入場(600円)。坂道を上り、いくつかの橋や門を超えると天守閣到着。入り口はここ。



天守閣3階より北側を見る。手前の庭は玄宮園、遠くの山は伊吹山。



西側を見る。西の丸庭園のむこうに琵琶湖が見える。



南側を見る。内堀と中堀が見える。



東側は彦根駅方面。繁華街となっている。



二の丸庭園にあったもみじ。これが今年最後の紅葉。



彦根藩下屋敷として使用されていた「けやき御殿」



玄宮園庭園より天守閣を望む。



玄宮園の池は「魚躍沼」といい、建物は「臨池閣」という。



魚を狙って鴨たちが、さかんに頭を水中に突っ込んでいた。



井伊直弼の像
井伊直弼は彦根藩第11代藩主・井伊直中の十四男。本来ならば他家に養子に行く身であったが、兄で12代藩主・井伊直亮の養子となる。その後、第13代藩主となり、安政の大獄を行なって反対派を処罰するなどして、事実上の幕府最高権力者となるが、大獄に対する反発から桜田門外で水戸脱藩藩士らによって暗殺された(桜田門外の変)。
死後の文久2年(1862年)、安政の大獄を行なったことを罪にされて、幕命により彦根藩は10万石減封されている。なお、彦根市と水戸市は、明治百年を契機に歴史的わだかまりを超え、昭和43年(1968年)に「親善都市」提携を行った。
(Wikipediaより抜粋)

楊 谷 寺

楊谷寺(ようこくじ)は京都府長岡京市にある西山浄土宗の寺院。独鈷水(おこうずい)の寺として、また近年は紫陽花の寺としても知られている。通称柳谷観音(やなぎだにかんのん、楊はヤナギ)。縁日(命日)は毎月17日。
寺伝では清水寺の開祖延鎮が806年に開山。延鎮が夢のお告げによりこの地に十一面千手千眼観世音菩薩像を発見し堂を建て安置したのが始まりとされる。 その後延鎮が清水寺に帰った後に空海が度々、ここで修行をした。その際に猿が瞑れた目をここの湧き水で洗っていたのを見た空海が眼病に効く独鈷水として広めた。
(Wikipediaより抜粋)

アクセス

電車の場合、JR長岡京駅か阪急長岡天神駅よりタクシーで約20分。車の場合は、名神高速道路大山崎ICを降りて国道171号線を左折、1kmほど行った交差点を左折(この先にサントリー京都工場あり)突き当たりを右折し、阪急のガードをくぐり、長岡天神の前をすぎたら左折、あとは山の方へどんどん進めば15分ほどで到着する。

立派な無料の駐車場に車をおいて2分ほど歩くとこの位置に。短いながら参道が出来ており、その先に楊谷寺がある。



光明寺、善峯寺、そして楊谷寺を京都西山三山という。



石段の上に山門。



左に風神。



右に雷神像がある。



本堂には木造十一面千手観音立像(府指定重要文化財)がある。ただ毎月17,18日にご開帳なので、どうしても観音像を見たい方は要注意。



奥の院に登る途中より見た楊谷寺境内。



長岡京市の肝いりで紫陽花の寺として売り出し中。



この日の寺訓。



寺を出て、高台へ車で上ると、いくつものお墓団地が造成されていた。



フェンスの向こうには島本町、淀川、枚方市、そして生駒山が展望できた。

OMAKE

2008年12月15日、朝8時頃の佐久から白樺湖を超え茅野へ向かう途中にある雨境峠には5cmほどの積雪があった。これから季節はいよいよ雪と氷のシーズンになって行く。

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