2009年 高雄山神護寺・雪の琵琶湖

京都・高雄山にある神護寺参道登り口


2009年1月19日から20日にかけて再び京都へ。今回は嵯峨野の奥にある、神護寺(じんごじ)へ。

神 護 寺

京都市街の北西、愛宕山(924メートル)山系の高雄山の中腹に位置する山岳寺院で、紅葉の名所として知られる。清滝川に架かる高雄橋から長い参道を歩いた先の山中に金堂、多宝塔、大師堂などの堂宇が建つ。神護寺は空海東寺高野山の経営に当たる前に一時住した寺であり、最澄もここで法華経の講義をしたことがあるなど、日本仏教史上重要な寺院である。本尊は薬師如来、開基は和気清麻呂である。
(Wikipediaより抜粋)

アクセス

近くに駅は無い、鉄道の場合は京都駅で高雄方面行きのバスに乗るかタクシー。マイカーの場合は五条通り・国道1号→9号線を亀山方面へ進み、五条天神川交差点を右折、国道162号線(周山街道)に入る。道なりに行けば、御経坂峠となり、峠を越えるとお土産・旅館街?となるが、適当な駐車場(有料)で車を駐め、一旦崖を降り、清滝川に沿って歩くと上の写真の場所に到着する。

参道の石段、なかなかハード。



息が切れるころ、楼門(仁王門)が見えてくる。



楼門の裏側。平日の朝なので誰もいない。



書院だが、中には入れない。中には庭園もある模様



五大堂。



毘沙門堂。五大堂とそっくり



弘法大師ゆかりの大師堂(重文)。



大師堂の手間にあった水盤には薄氷が。水中の葉はここが紅葉の名所であることを示している。



金堂。建物自体は昭和の再建であるが、本尊の薬師如来像は国宝に指定されている。



和気清麻呂公の墓所へ続く小道、なかなかロマンチック。



和気清麻呂公の墓。和気清麻呂は奈良時代から平安時代にかけて活躍した官僚で、僧侶に支配された奈良の都から、京都に都を移した張本人。

1月20日10時20分に高雄に到着するが、駐車する場所がわからず、以前行ったことがある栂尾高山寺駐車場(オフシーズンは無料)に車を駐め、20分くらいかけてやっと写真1の場所に到着する。石段は河原のような状態で、しかも急、段差もあり高齢者には厳しい。途中、休憩所もあるのでゆっくり登ろう。
当日は平日、オフシーズンということで行き会った観光客はゼロ!時間の制約が無ければ人を入れない写真がたっぷり撮影できただろうが、そうも行かず駆け足の取材となった。

琵 琶 湖 の 雪

神護寺から一週間前、京都へ行く途中、回り道をして琵琶湖の西岸を半周する。昨夜は大雪に見舞われたこともあり、道路は綺麗に除雪されていたが、浜辺などはそのままの状態であった。
高島市・湖岸道路より見た竹生島。2009年1月12日撮影。




高島市・萩の浜水泳場から見た琵琶湖。この辺は日本海が近いので大雪になりやすいのだ。

OMAKE

同じ場所から対岸をアップで撮影。寒暖の差で蜃気楼が発生し対岸が浮き上がって見える。琵琶湖の冬の名物である。

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