2016年 セルボ 93,012km 3度目車検&スペーシアについて 

2015/06/21 瀬戸大橋・与島SAに停車中のセルボSR。往復1300kmを走破するが、とくに大きな問題は生じなかった。


プロローグ

2009年8月31日に購入したHG21S・スズキ・セルボSRの走行距離が93012kmとなった。諸般の事情もあって、BL5・レガシィ20i を2014年12月に手放してからは、我が家のファーストカーとして北は福島、西は倉敷や福井へと日本中を走り廻っているが、最も多いのが成田&東京。
ターボの助けを借りて一般車と互角に走行は可能だが、残念ながら余裕は無い。相手が軽だと見ると、傍若無人な振る舞いに出る輩もいる。大人3人までは何とか乗れても、4人はキツイし、4人分の荷物は載らない。
それでも、燃費は15km/L~18km/Lとまずまず、高速道路は2割引の恩典があり、税金はもちろん、タイヤ、バッテリーなどの消耗品も安く、年金生活者としては大いに助かる。
そんな訳で、軽自としては、やや過走行気味で、いつのまにか、こんな走行距離になってしまったが、7年間、大きな故障も無く元気に走ってくれたセルボくんに感謝する意味もあって2016年8月3日に、3度目の車検を受けることとした。

車検費用・内訳

重量税 6,600円
自賠責保険料 26,370円
印紙代 1,100円
検査代行代 8,500円
保安基準確認検査代 6,000円
24ヶ月法定点検代 15,500円
フロントブレーキディスク&ディスクパッド交換 30,116円
ブレーキオイル交換 4,300円
サスペンションアームブーツ交換 10,600円
エンジン冷却水交換 6,201円
下回り錆止め塗装 18,000円
エアコンフィルター交換 3,000円
エアフィルター交換 1,700円
車内除菌・消臭 2.315円
EXボディーコート 2,000円
値引き △2.000円

合計 148,800円

と、いうことで前回、前々回のように10万円でオツリという訳にはいかなかった。とくに最初の車検時に無償で交換してもらっていたフロントブレーキディスク&ディスクパッドの交換が大きかったが、取り外したディスクローターを見せてもらうと内側がかなり摩耗し、錆もひどかったので、やむを得ない。
サスペンションアームブーツ、まあフロントサスペンションアームの付け根にあるゴムブッシュかと思うが、確かに最近ハンドリングがフラついたり、ガタが感じられていたので、これもやむなしといったところ。
結果はてきめんで、今までギュギューと苦しそうに止まっていたブレーキが、クィーと気持ちよく止まるようになった。ブッシュの交換はさらに劇的で、今までフラフラしていたハンドルの手応えがドッシリとした落ち着きを取り戻し、振動の収まりまで良くなったような感じがする。まるで足回り一式を交換したかのようと言ったら、ちょっと言い過ぎかも。
まあ、どちらも消耗品なので仕方が無いのだが、最後に次回はオルタネータの交換、及びフロントドライブシャフトブーツの交換が必要になると言われる。合計10万円近くする大修理となるので、そうなると2年後は車の買い換えも視野に入ってこざるを得ない。

最近のセルボ画像から

2016/07/24 福井からの帰路は山越えルートを選択。九頭竜ダムを初めて目にする。久々の山岳ルートだったが、BSエコピアの力もあり、快適な山越えランを楽しめた。燃費は高速主体の往路が15km/L、帰路が17km/L。ちなみに距離は高速ルートが約400km、山越えルートは約300kmと100kmの差が出たが、所要時間は往路が5時間、復路は7時間かかってしまった。

スペーシアについて

今回、借りた代車は走行距離2500km程度のスペーシア、グレードはXで、ノンターボのハイトボディーFF車。ボディーカラーはフレンチミントパール・メタリックという、オジさんには若干抵抗のあるパステルカラー。市内を40kmほど普通に走行するが、最近の軽自動車の進化に驚愕した。


SPEC

全長 3.395mm
全幅 1,475mm
高さ 1,735mm
ホイールベース 2,425mm
重量 860kg
水冷直列3気筒 52ps/6500rpm + モーター2.2ps/1000rpm (所謂エネチャージ)
駆動方式 FF  4人乗り
タイヤサイズ 155/65R14
燃費・JC08測定 30.6km/L

室内写真

左上:高い屋根のおかげで乗降時に頭をぶつけることは無さそうだ。ベンチシートも慣れれば快適。
右上:ビックリポンの広大な後部座席。身長180cmの私でも足が組めるほど。
左下:後部座席を折りたたむとフラットなラゲッジスペースが出現する。
右下:左右スライドドアは狭い場所で威力を発揮しそう。なお、左後部ドアは運転席で開閉可能。

感想&エピローグ

走りは世界平和を目標としたようなホンワカしたもので、これといった特徴は無い。しかし車体の方は”スペース”をもじった名前を有する位なので、これが軽? と思わせる仕掛けが満載されている。
まず、運転席に座ると頭の上がスースーする。慣れないうちは気持ち悪いほどだ。ルームミラーもかなり上部にセットされているので、視線の移動量が大きめ。そして、一番ビックリするのは後部座席に座ったときだろう。これなら大人4人でも乗車可能だ。ただし、4人分の荷物は限りなく載らなくなってしまうが・・・。
もうひとつ驚いたのが燃費。満タン返しということでGSで給油するが0.7Lしか入らない。おおざっぱに計算してみると30km/L程度走っている。エアコンはフルに動かしているのに、この数字は凄い。これが本当ならハイブリッドなんて必要ないかも知れない。おっと、エネチャージってミニ・ハイブリッドだったっけ。(^^;;
特筆すべきは、スバルのアイサイトに似たデュアルカメラ装着車がシリーズにあること。また、パワー不足の解消にはXモデルの上にターボを装備したTモデルがあり、もちろん4WDもある。(4WD+フル装備だと180万円を超えてしまうようだが・・・)
と、いうことで、この車を貸してくれたスズキ・ディーラーさんの意図は完全に読めたのだった。(^^;;

さて2年後は、どうしよう?


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