ホンダ N-VAN 試乗記


2018年8月8日、台風13号接近により不安定な天気の中、WEBで予約した10時30分にホンダディーラーに到着、30分ほど試乗する。
試乗車は ホンダN-VANSTYLEFUN・ターボ Honda SENSING 4WD という長〜い名前の軽1BOXバン。カラーはガーデングリーンM。 
カーキー色に近いイメージで、面白い。残念ながら担当のY氏と一緒の試乗となったので、あまりのこと?は出来ずに、ほんのさわりだけ
の試乗となったが、3つの予定は全てクリアできた。





@ 自宅のガレージに入れてみる・・・196cm(+アンテナが5cm)という高さだが、余裕でクリア。





A 100号の画(ダンボール・140cm×170cm)を載せてみる・・・少し斜めにすれば、なんとか3枚程度は積めることがわかった。

B 高速道路を走ってみる(画像無し)・・・やはり重さ(1t超え)は感じるが、ターボの助けで、まあ普通車となんとか並んで走れそう。



試乗車のSPECは以下の通り

車のサイズは全長 3395mm、全幅 1475mm、全高 1960mm、車両重量 1020kgと少々肥満気味。
エンジンは水冷直3DOHCターボで最大出力 64ps/6000rpm、最大トルクが10,6kkg/2600rpmと普通。
燃費は21.2km/Lでタンクの容量は25Lと少々小さい。価格は1,799,280円。

試乗コースはディーラー→自宅→高速→ディーラーで時間はおよそ30分と短い時間だったが、感想は以下の通り。

1、これが本当に商用車?

  昔、家にスズキアルトというAMラジオしか装備されていない商用車があったが、オートエアコン、パワステ、CVT、LED、自動ブレーキなどの
  豪華な装備が当たり前に装着されている。(但しオーディオはオプション)

2、走りは普通

  普段、軽トラックに乗っているので目線の高さや走りは普通。乗り心地はトラックより良好。

3、全高1960mmに感心

  140cm×170cmの絵画用ダンボールが見事に収まった。スーツケースも大・大・中サイズなら縦置きで積めそう。安全性に若干問題はあるが、
  横積みでもよければ4人乗車して4個のスーツケースも搭載可能と思われる。



これは?という感想は以下の通り。

1、荷物が優先の後部座席

  試しに運転席をそのままにして後部座席に乗ってみたが見事に膝が当たった。子供ならまあまあだが、大人では1時間が限度か。
  それと、スライドドアの窓はフロンヒンジ式で、後ろが5cmほど開くだけ。

2、重い

  1tを越える重量はやはり重さを感じてしまう。燃費もFFモデルと比べて悪い。

3、燃料タンクが25L(4WDモデル)

  FFモデルだと27Lなのだが、長距離ドライブではひっきりなしにスタンドに寄る必要がありそう。





荷物優先の商用車だが、運転席&助手席の造りは良い。運転席廻りは乗用車と変わらず豪華。小さいながらタコメーターまで付いている。





助手席ドアと後部ドアの間に支柱が無いのがセールスポイントなのだが、どれだけの人が必要かな?
と、いうことで30分の試乗は、あっという間に終了したが、もし自分が購入する場合はFFターボモデルになるかもしれない。

理由は全高が1945mmで、1950mm以上はダメな立体駐車場でもOK。次ぎに重量が970kgと50kgも軽い。その結果、
燃費も23.6km/Lと良いし、燃料タンクも2L大きい。そして価格も1,668,600円と13万円以上安いから。(全て4WDモデルとの比)

以上であるが、WEBの噂通り、今注文しても納期は12月になるそうだ。今はセルボの車検修理中なので半年はじっくり考えることとしよう。

2018/08/12 chiaki-k 記す