|
★おばけファクトリー
古びた工場あとに住んでいる、ひとりの博士が、長い間、食べ物を大きくする機械の発明をしていた。
ひとつのハンバーガーが大きくなれば、世界中のお腹をすかせた人のためになる。そう思って作った機械が、やっと完成した。喜んでハンバーガーを入れてみたところ、何と!ハンバーガーはオバケに変身していたのだった。
ラストのオチは、ちょっと私の想像と違っていたけれど、ユニークなオバケ達が出てきて、楽しい絵本でした。
★ころわんところころ
いとこにお下がりでもらった、チャイルドブックには「まいごのころわん」が載っていました。
このころわん、実に可愛いのです。そのころわんが登場するシリーズを見つけたので借りてみました。 秋の公園に行ったころわんは、木から落ちてくる「ころころ」を見つける。「これ、なあに?なあに?」「それはね、どんぐりよ」ネコちゃんに教えてもらったころわんは、お友達と一緒に、ころころと遊びはじめるというストーリー♪
★だってだってのおばあさん
98才のおばあさんと、元気な男ネコの子の物語。 ネコの子が「つりに行こうよ」と誘うと「だって、私は98才だもの。とても出来ないわ。」いつも、そういうおばあさん。
ところが、おばあちゃんの99才の誕生日の日に、ネコの子がろうそくを5本しか買ってこれなかったことから、話が変わってくる。
これは、おばあちゃん達に、ぜひ読んで欲しいと思った作品。
★しずくのぼうけん
ある日、バケツから飛び出した、ひとしずくのしずく。 そのまま、ひとりぼっちの旅に出る。裏庭で歩いて汚れたからと、クリーニング屋に行ってみたり、病院に行ってみたりと、奇想天外なお話。なかなか面白い作品でした。
★うさぎのみみはなぜながい
メキシコが、ナオワの国といった時代の物語。 ある日、うさぎが、森中のけものをつくった神様のところにいって、お願いをする。
自分には、こんなちっぽけでみすぼらしい体しかさずけてくれなかった。いじめられてばかりで、このままでは殺されてしまう。だから、もっと大きくして欲しいと。
すると神様は「トラとワニとサルとを自分の手で殺して、その皮をはいで持ってきたら願いをかなえてやろう」と言った。 そこでうさぎは悪知恵をはたらかせて、トラとワニとサルの皮をはぎに出かけるというストーリー。
題名に対する答えがオチでした。
★ひなまつりにおひなさまをかざるわけ
行事の由来を創作童話にした作品。 むかし、一郎次・次郎次・三郎次と、おはなの四人兄弟が、小さい貧しい家で暮らしていた。父親も母親も亡くなってしまい、兄弟力を合わせて生きていかねばならなかった。一郎次と次郎次は、狩りで忙しく、妹おはなの面倒をみるのがイヤだった。三郎次だけは、一生懸命世話をしていた。
おはなは、三郎次が作ってくれた木ぎれの人形に、布きれを着せて遊んでいた。
ある日、おはなは川に落ちてしまい、その晩から高熱を出して寝込んでしまう。三郎次がどんなに介抱しても、一向に治らない。ところが、その木ぎれの人形が、おはなを助けてくれるのだ。
そこから、女の子が産まれて病気になったら人形を作り、子どもの体にあてて、川に流すという習慣が生まれ、いつしか飾るようになったということ。
★ぼくはおばけのおにいちゃん
妹のちこちゃんと二人きりでお留守番中のおとこのこが主人公。お母さんの帰りが遅くて、やきもき。
そこへ、おばけが登場し、3人で箱電車で遊んでいたら、いつの間にかお空を飛んでいたというお話。男の子の「おにいちゃん」らしさが、にじみ出ている作品です。イラストも可愛い♪
★わらっちゃった
タイトルとイラストが、非常に印象強い作品。 学校の帰りに、「あたし」はアケミちゃんとケンカした。合間に入ったシーちゃんは、ただオロオロ。
帰り道ころんだのも、妹のおやつをとって、お母さんに怒られたのも、全部アケミちゃんのせい!とカッカした「あたし」には、いつの間にか、頭に角が生えていた。
鬼になった「あたし」は、シーちゃんに連れられ、おばけ寄席に行くという奇想天外なストーリー。 迫力あるイラストがみごとです。
|