BF5Cについて

1991/6〜2004/4/2


夏のBF5C

BF5とは正式名を SUBARU E−BF5 といい、又の名を レガシィー・ツーリングワゴン GT という車のことです。スバルはほぼ毎年、細かいマイナーチェンジを行っており、このモデルは3度目の  という記号がついています。現在我が家に2台ある車の1台で、購入したのは1991年(平成3年)6月です。
ワゴン車(1BOX車とはちがう・あれはトラック)はいまでこそメジャーな存在になりましたが、91年の頃はまだまだ、マイナーな存在で、ライトバンなんか買ってどうするの!と、よく言われたものです。たしかに、セダンと比較して後ろに重いカーゴスペースをしょっていますから、強度や性能は若干落ちます。しかし、そのマイナス面を補ってあまりあるものがあります。よく、へそまがりの人に、荷物なんて一年で何回積むことがあるの?と、聞かれますが、私はこのカーゴスペースは荷物を積むのではなくて、 夢を積む空間 だと考えています。でも、いざとなれば27インチのママチャリも積めますし、4人分の大きなスーツケースを積んで成田へ行ったり、スキーに行くときなど、とても便利です。
余談ですが、車は生活の道具であると同時に、イメージ商品でもあります。その車を所有することにより、快適なカーライフを送るイメージが描けるかどうか、が車の販売台数に直結していると私は思っています。だから自動車メーカーはコマーシャルにあれだけ莫大な費用をかけるのでしょう。
もうひとつ余談になりますが、どうして日本ではこれだけの高額商品を購入するのに、TVコマーシャルと、カタログの数字と、セールスマンとの値切り交渉だけで購入を決定するのでしょうか?欧米では車選びに際して、自分で必ずハンドルを握って、実際自分が日頃通る道を走り、決定しています。欲を言えば自分の家の車庫に、実際入れてみればbestです。
私もBF5の購入に際して、試乗を行いました。チェックする項目は山ほどありますが、それはまた後日にします。とにかく、車を買うとき、選ぶときに一番大事なのは試乗することです。気持ちよく試乗させてくれないディーラーがもしあったらそこへはもう2度と行かないことです!

お知らせです

「間違いの無い車選び」をUPしましたので、ご覧ください。私の車に対する哲学!が載せてあります。文章だけですので、若干しんどいかも知れません。

全長 4,620mm 全幅 1,690mm 全高 1,500mm (ルーフレールを含む) 車両重量 1,440kg (これが惜しいが、仕方がない) いわゆる5ナンバーサイズですから、取り回しに特に不便なことはありません。目方だけは4WDで、フル装備ですから、重たいのはやむをえないと考えています。
この車の美点はいろいろありますが、やはり足まわりの完成度がこのクラスの4駆車の中ではピカ一ということでしょう。4駆車は、一般的に言ってハンドリングは良くありません。カーブを曲がるとき、後輪の駆動力が、前輪を押してしまい、ハンドルを切っても曲がらない、プッシング・アンダーになりやすいからです。でも、この車は滅多なことではプッシング・アンダーは出ません。曲がりたければ、曲がりたい方向へ、曲がりたい分だけハンドルを切ればよいという、よーく、しつけられたハンドリングを持っています。
乗り心地もgoodです。4輪ストラットというシンプルなサスペンションですが、クッションストロークをたっぷりとってあり、滅多なことでは突き上げたりしません。また、路面のわだちやうねり、凸凹に対する追従性が良く、バタバタすることもほとんどありません。エンジンはあのフラット4ですが、シリンダーの内径が92mm、ピストンの行程が75mmというショートストロークエンジンです。高回転型のエンジンなので、吹け上がりが良く、回転もなめらかですが、ターボエンジンのため圧縮比が下げてあることもあり、低回転時のトルクが細いのが少々残念な点です。
燃費についてはあまり深く考えないようにしていますが、長距離で10〜11km/L、短距離や冬場だと6〜8km/Lといったところで、しかもハイオクです。走行距離はこの8月で 55,000km を超えましたが、まだまだ快調に走っていますので、あと、8年は乗りたいと思っています。

1998.9/1 記す

自動車メーカーさんごめんなさい!


冬のBF5C

2004/4 この職場ともお別れです。

2004.4/2 BL5A購入のため、BF5Cの廃車が決定しました。乗った年数12年と9ヶ月、走行距離117,000km、北へ西へ、日本狭しと活躍してくれたBFくん、楽しい思い出をありがとう。


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