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食と農


はっきり言って儲かるものではないなあ。
楽しくもあり、きつくもあるけれど、生きていることを実感させてくれる魅力。
自然に抱かれた暮しの一部、健康、人とのふれあい、子育て、景観の維持、・・・
ITの世界に神様はいそうもないけれど、食と農の世界に神様がいることは信じていいと思っている。

2005.2.18撮影

晴天の日の午後は冬でも放牧
この秋には初産で搾乳するようになる牛たち

牛も小高い場所が好き。後方は旧東立科分校(現公会場)
トレーサビリティー法により、両耳に10桁の標識を着けられている

夏から秋に収穫したラップサイレージ
小型ロールベーラで梱包(径90cm)した
水分50〜75%の牧草を乳酸発酵させたもの

車道と放牧場の間には幅1m程の水路があるが、柵は無い
後方は昭和30年代まで使った住居および畜舎
かつては山羊、豚、鶏、ウサギなども飼っていた


●乳牛育成牧場
ホルスタイン♀ 10ヶ月令から2歳
育成牛受託 10〜20頭規模
牛舎 300u
タワーサイロ 100m3×2基
放牧地110アール 採草地280アール
フォード4000 フォード4100

●自家用畑15アール
栽培品目
【根菜】馬鈴薯、サツマイモ、ごぼう、大根、にんじん、かぶ、
【果菜】トマト、ミニトマト、キュウリ、茄子、オクラ、ピーマン、ししとう、西瓜、南瓜、ズッキーニ、スイートコーン、白瓜、
【葉菜】レタス、セロリ、ブロッコリー、小松菜、野沢菜、ホウレンソウ、冬菜、
【豆類】大豆、黒豆、枝豆、小豆、いんげん、ささげ、落花生、
【雑穀】ゴマ、エゴマ、ポップコーン、
【その他】葱、玉葱、アスパラガス、イチゴ、キンサイ、ボウフウ、瓢箪、
【果樹】梅、小梅、プラム、ブルーベリー、スグリ、葡萄(ナイアガラ)、グミ、栗、
【野草類】フキ、ドクダミ、

●手作り品
漬物
燻製
きな粉
そば粉
米粉
野草茶
豆腐・豆乳
ヨーグルト
☆手作り品を楽しむための小道具  薪ストーブ、燻煙箱、製粉機、豆乳メーカー

●庭、竹林、雑木林
アカマツ
カエデ
サツキ
イチイ
キャラボク
ヒマラヤスギ
ヤマザクラ
オオヤマザクラ
イチョウ

ボケ
ハギ
マダケ

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本棚 『雑学・日本なんでも三大ランキング』 問題の答え:長野県の三大名物→そば、リンゴ、善光寺
ちなみに三大偉人→
雷電為右衛門、小林一茶、島崎藤村
      三大名所→
上高地、軽井沢、木曽馬籠


酒肴 【 あまのじゃく流 】

1.落花生の塩茹で   10月
家庭菜園家はもちろん、本業の農家を含めても、この味を知っている人は少ないのでは・・・。
殻つき落花生や、バターピーナッツ(ソルトピーナッツ)などで、なじみの食品ではあるが、昨今注目されることはない。
国産も千葉県が唯一知られた産地であり、70%は輸入という。いただきものの味に感動し、
自分で栽培するようになってから2年目であるが、生産者でなければ味わえない美味さは多くの人におすすめしたい。
マメ科南米原産別名ナンキンマメ、ジマメ

2.アカシアの花の天ぷら   6月
アカシアは正式にはニセアカシアだという。気の毒な名前である。佐久では6月初旬に房状の白い花を
たわわにつけて甘い香りを漂わす。明治の開国以降に入り込んだ帰化植物なのだが、山や川や畑、
全国いたるところに繁殖して、「アカシアの蜂蜜」は味と美しさで広く知られるようになった。
さて花の天ぷらは、房状の花を採り、薄く溶いた天ぷら粉を片面につけて、からりと揚げるだけ。
塩を振って食うのが一番だが、醤油・天つゆなど好みでよい。新しい油を使い揚げすぎないこと。
花の時期は2週間と短いが、シーズンに3回くらいは食べたいものだ。
花の前、芽吹きの時期には、その新芽を食すこともできる。マメ科北米原産別名ハリエンジュ

3.キクイモのサラダ   3月
ピンポン玉くらいの球根を生のままスライスして、好みのドレッシングで味わう。
シャッキリとした歯ざわりと、ほのかな甘味がある。
我が家では雪解け直後に掘り取って、塩こしょうごま油で食うのが定番である。
土手に野生化したのを掘るだけなので、勿論タダ。県内には、味噌漬などに加工して販売している生産者もいるらしい。
繁殖力がすごいので、うっかり植えて放置すると大変なことになるので注意。
もとは家畜飼料用とか キク科別名ブタイモ

4.ズッキーニのキムチ   7月
生のズッキーニを乱切りにし、軽く塩もみしてから、市販のキムチの元を加えて混ぜるだけ。
辛さは好みで調節。2-3時間で食べごろになる。
白菜のキムチにズッキーニを混ぜて増量してもよい。ウリ科カボチャ属メキシコ原産

5.山うどの酢味噌あえ   5月
山うどの新芽が動き出したら土をかぶせて軟白化させ、みずみずしい茎を収穫し、軽く湯がいて三杯酢で和える。
採りたては生のままで皮をむき、スティックサラダとして、味噌や好みのドレッシングで食べるのもよい。
新鮮なものはアク抜きも不要だ。シャッキリとした歯ざわりと、鮮烈な香り、甘味がある。
おがくずで埋めて収穫した年もあったが、やはり土で埋めて軟白化させたほうが食味は勝る。
ウコギ科タラノメ、コシアブラと科を同じくする