東立科◇あまのじゃく通信   トップ   近況   開拓地の今   食と農   構造設計   コラム   本棚   キッズページ   リンク 

近況

平成25年11月
 11月、文化の日に合わせて佐久市民総合文化祭が開催された。・・・福祉展菊花展も同時開催
活動団体120以上、出品1500点という大規模な
文化祭である。公民館役員として準備・運営のお手伝いで野沢会館へ3日間出かけた。
基本的に
アマチュアの作品であるから、作品を見てもストレートに鑑賞できる。作者○○、テーマは○○で評価額○○万円などといった
余計な事を考える必要はない。
 高齢者の学習グループが多いが、書道・絵画・写真から木彫・陶芸・拓本・押し花・工芸銅板・短歌・俳句・・・などなど
仏像彫刻や竹細工・裂き織・切り絵・水墨画などもなかなかの力作であった。
こうした活動を続けている先輩方は実に生き生きしているというのが、うらやましいかぎりである。

 何かを始めるのに遅すぎると言うことは無いが、それなりにふさわしい時期や環境というものはあるに違いない。
自分たちの世代が、今の70代80代のような余裕と好奇心や柔軟性を持ちうるか否か・・・さてさて


 国内最大の公募展『日展』で審査に不正があったとの報道がされ、波紋を広げている。
はじめは
「書」で、つづいて「洋画」「工芸美術」でも不適切な慣例が明らかとなった。審査員と出品者、美術界の階級システム、
世の中での有名と無名の差別といった根深いものを感じさせるいやなニュースであった


押し花

菊花展より
 
水墨画
 
盆栽(米ぐみ

平成25年8月
 毎年お盆に開催される納涼祭。盆踊りはやめてしまったけれど、地区の児童や大人たち、帰省の家族や親戚も加わって続けられている。
先週から猛暑到来。 
から梅雨〜冷夏〜この先はどうなるかと思えば、ちゃんと帳尻は合うもののようだ。
 9月は
敬老会、10月は体育祭など地区の行事予定でカレンダーは埋まり、あっという間に月が変わっていく・・
保育園児も小学生も大人も皆それぞれに忙しい。

 ところで大学の秋入学が諸事情で立ち消えになったようである。
グローバル化という単純な(深遠な?)発想を危ぶんではいたが、学内外の抵抗勢力の前にあっさり投げ出してしまったのだろうか。
『小中高校を含めて秋入学にしなければ不都合だ』などの意見もあったそうだが、私個人としては大学が別で全くかまわないと思うのだが。
どうせなら入試も夏に移行し、なにかとせわしない高校生活3年間をきちんとそれらしく送った方が価値があるのでは・・
(一応私も高校生の親)


この日も暑かった

子供たちにも人気のゲートボール
 
阿部均さん アルプホルンを演奏

夏の名残りを惜しむ

平成25年7月
 S君から分けてもらったホウキギ(アカザ科)がごっそりと発芽。薄黄緑でフサフサした草姿がユーモラスで昔から好きであった。
念願かなって我が家の庭に初登場・・・夏から秋に向けて楽しませてくれそうである。
 初めて
エゴノキの花をじっくりと見ました。写真は臼田の「いて座通り」の街路樹。 また、気付いてみたら近所の植木屋さんの畑に立派な
枝ぶりの木が見事に咲いていました。花の寿命が短いのが惜しい。

 7月頭に、仕事で
つくば市まで。つくばエクスプレスが開通してから格段に都心へのアクセスが良くなったとのことで、人口も増加しているらしい。
たしかに無味乾燥なくらい、賑わいとか歴史とかが感じられない駅前の新しさではあった。

(モニュメントは誰が見ても言い当てる岡本太郎の作)


庭先にごっそりと発芽したホウキギ
 
エゴノキの花は一つ一つがかわいらしい(6/6撮影)
 
つくば万博記念公園駅前のモニュメント

つくばエクスプレスと高層アパートが3棟(一棟130戸ほど) 

平成25年5月その2
 蓼科山硫黄岳(八ヶ岳)の残雪を遠くに見ながらの若葉の季節は、言葉にするのが難しいほどすばらしく、日々変化してゆく。
昨年設置した鳥獣害対策の防護柵を一日かけて点検補修する。 総延長6.5kmの山道は手分けして回っても大変な作業である!
主に
シカ対策であるが、百数十か所の破損変形が確認された。 今春も圃場内で目撃され被害も出ている。シカも生きるために必死なのだ。
作業途中にも
とバッタリ遭遇・・・囲いの中で駈け出したので『これじゃシカ牧場だね』の声も・・・
当初より数頭〜十頭ほどが柵内に取り残されているようで、やはり一度は追い出す必要があるかもしれない

(一部は猟友会の協力のもと、捕獲されてはいる)


硫黄岳爆裂火口の残雪(我が家から南方をズーム撮影)
 
ほれぼれするようなホウノキがあちらこちらに
 
シカが右手柵外から中に跳込んだと思われる破損個所

補修は新規設置より格段に手間ががかる 

平成25年5月
 キラキラネーム
きらきらネーム?)なる言葉に心をつかまれてしまった。 
ここ20年くらい・・・我が家の子供たちと同世代・・・の子の名前について『なんでだろう』とわだかまっていた疑問を一発解決してくれる言葉
であったからだと思う。 昔は
アイドル少女コミックの主人公
凝ったペット名前でもなければあり得ないようなネーミングの数々・・・
果して、80年耐えうる名前であるか否か・・・正直なところ、ヤレヤレという気がしないでもなく、しかし早20年すっかり定着した観がある。
少子化・親の願望・世の流行・発音の重視・・などなど、そして核家族化の完成・伝統との断絶。 この先20年もキラキラでゆくのか
(まあ大きなお世話でした〜ゴメンナサイ)

 
牧場看板も11度目の春
 
歳を重ねたコンテも元気で何より

平成25年4月
 山には白いコブシの花がちらほら・・・まきばの牧草も日に日に緑を濃くしてきていますが、ついこの間まで雪に覆われていた冬景色を。
我が家の
薪ストーブ2台は4t車2台分の廃材(解体住宅の柱梁古材)をあらかた食べてしまった!
寒そうな写真ばかりになったので、打合せテーブルの上で撮影した干支の貯金箱(JA)とドラえもんT社製作のコンクリート製)が御愛嬌です

 
   

平成24年10月
 初めて植えてみた食用ホウズキです。
一本420円の苗が大株に成長し、50個くらい収穫するのが6回目・・・300個以上でびっくり!
小さくて白い花は地味だけれど、黄橙のずっしりした果実は
芳香剤のような香りと、苦みを包み隠したような独特の甘酸っぱさで気に入りました。
収穫は柄の部分が乾燥してきた頃でよさそうだし、日光乾燥させて日持ちも半月くらいは平気であるし、いたって手間いらずと言える。
宿根草であるが、標高930mの高原の冬を越年できるかどうか・・・試してみることにする。
県内では、産地化の取組みを始めたころもあると
信濃毎日で紹介されていたが、今後ちょっとした話題の作物になるかもしれない

 

平成24年6月
 デジカメ(EX-Z50)が壊れてこの3か月は写真に不自由しました。
久しぶりで、フィルムカメラ(PENTAX MZ-3)をいじってみたけれど、どうもデジカメの手軽さに慣れてしまっている身には・・・
2代目も
CASIOZR100。今はZR300が発売されているので、2世代型落ちだが、1万3000円でお買い得。早さも、写りも格段の進歩で不満無し。
この間に、外はすっかり、花と緑が溢れるばかりの季節になっている

 
昨秋植え変えて冬越ししたカモミール(カミツレ)
次から次とかぐわしい花を付ける・・・りんごのようなフルーツの
香り。30〜50個くらいの花を毎晩湯船に入れて贅沢をしている

さしたる薬効は無いという話だが、好きになった
 カモミールの親分のような花、マーガレット
 越年し、たくましい繁殖力を示す
   
 アカシヤの花を天ぷらにして食卓へ。花の期間は10日ほどと短い。衣は薄くして揚げたてに塩をふってサクサクといただく

平成24年2月
 先月は松本と横浜へ。横浜は構造設計一級建築士の定期講習会・・・5時間の講義+1時間の試験
パシフィコ横浜という国際会議場の大ホール(5000人収容)に受講者150人ほどが一日カンヅメ・・・やれやれです。
2008年に
建築士法が改正施行され、構造設計の資格制度も発足したわけだが、一旦できた制度はそれを維持するために
莫大なコストが必要とされ、最後には誰のための制度であるのか分からなくなる。
こうしたことがあらゆる面で行き詰ったのが、我が国のシステムではないのかと思うのだが・・・

松本では
窪田空穂記念館(木造2階建て:1993年建築)を訪ねた。真冬の平日、入館者は一人・・・自分だけ。観覧料300円を払う。
松本市の外れなのだが、古い集落の中のためやや窮屈な感じで建っている。設計は同市出身の
柳澤孝彦+TAK建築研究所

 
妻ガラス面が菱型格子となってこの建物を特徴づけている。
交差部分の小さな突起は水切り金物と思われる

撮影時は寒くて気付きもしなかったが 
 2階展望ギャラリーと階段ホールとの仕切り格子壁。
妻ガラス面が西向きであることも配慮してのデザインであろう
   
 記念館へのアプローチ。右写真の空穂生家と向かい合って
建つ。 正面壁くぼみを入って右手が入口扉
 空穂の生家。本棟造りの堂々たる構えをみせる。右下の潜り
障子から土間へと入る。(見学は自由)
基本は平家だが、表と裏に1部屋ずつ2階がある

平成23年12月
 年末2つめの忘年会は、夜警(ボランティアの防犯パトロール)の後、中込某店での海鮮料理。
近くの旅館に宿泊したので、のんびり夜景を楽しんだ・・・まだ本格的寒波ではなく酔い覚ましにちょうどいい

 11月[安藤百福記念 自然体験活動指導者養成センター]写真追加です。

今井通子
さんは1942年生まれ。パンフレットには書いてなかったのに、当日司会者はズバリ紹介していました。
現在は
森林セラピーソサエティの理事長をされているとのこと。
この団体は現在全国44の森を
森林セラピー基地、森林セラピーロードに認定しており、長野県には佐久市、上松町など7つの認定基地と
2つの認定ロードがあり、全国最多なのだそうだ。
認定を受けるには、「癒し」の効果が実験的に検証されることが必要で、ただの自然の森ではダメなのだという。
ところで、
2011年国際森林年て知ってました?とにかく、そうした予定がどうだこうだと言えるはずもない途轍もない一年であったということでしょうか

 
 中込グリーンモールのイルミネーションは100m足らずだが、なかなかに凝ったつくりである。
この日(12/14)9時過ぎに往復歩いてすれ違ったのは4人だけ。 田舎では車で入れないエリアに人はまったく出てこない
のである。 近年は
樫山工業(R141沿い)のイルミネーションが写真コンテストも行われるくらい有名になっており、それ以外
はどれも、小じんまりといった印象はぬぐえない
   
山側にあるエントランス・・・ガラスボックスからフラットな
キャノピーが延び、それと呼応した石張りの床となっている。
 講演会が終了して薄暮
の中、一人の婦人がガラス扉に
激突してしまい気の毒であった。(大事には至らず)
エントランスホール・講義室前に設えられた水盤。 晴れた
日にはホールから水面越しに浅間連峰が見えるはず

平成23年11月
[安藤百福記念 自然体験活動指導者養成センター]・・・・行ってきました。
設計:
隈研吾建築都市設計事務所  構造設計:金箱構造設計事務所
(日経アーキテクチャー20○○年○月○日号掲載)
11月7日、
今井通子さんの公開講座に参加して、内外ともじっくり見学してくるつもりが、あいにくの雨。
山に囲まれた北斜面の上、時間も午後3時ということで、撮影するには光が不足・・・ついてないです。こんな日ならではの写真ということで〜
思っていた以上に大きな建築で、さすが日清食品創業者の社会貢献はすごい・・・本業の稼ぎもすごいことと想像されます。
そういえば、我が家の子供らが小学生の陸上大会などに参加した頃、スポンサーの日清から
カップ緬などをいただいてきたこともあったような

   
 あぐりの湯からのアプローチは200m以上だろうか。霧と雨にかすんだ全景が見えてきたエントランスは山側(背面)になる。
屋根の縦縞は30cm程出っ張ったリブでグレーの色調を変えてあり、グラフィカルな隈さんらしい表現。切妻屋根+ルーバー
いった趣である。エントランスホールや講義室には天井にも
リブが現れていて、芯にはCT鋼が納められ構造としても立派に働い
ているということだ(全てでは無いが)
   
 こちらは谷側。地上2階地下1階、斜面に建てるための工夫が
見て取れる・・・
基礎を山側に置き、谷へはキャンティレバー
跳ね出している
 妻壁を全面ガラスとした2階ラウンジ。ここの天井リブは屋根や
一般の室内天井リブとは直交方向に付けてあり、外部テラスへの
連続性を強調する。建築家なら一度はやってみたい表現なのかも
知れない。 
ここは左写真の2階一番奥に当たる部屋

平成23年10月
3番草
の収穫後、牧草地にしてから初めてサブソイラを引いた。写真のエリアは放牧地にしていた10年の間で完全に踏み
固められてしまったため、採草地に変えた今年も草の伸びが格段に悪い。
サブソイラプラウ(鋤)と違い、耕土を反転せず、
1本ないし数本の直爪で耕盤破壊をする作業機である。近所のNさんから借りた機械だが、Nさんも○○さんから十数年前に借りて
そのままだという・・・??? とにかく、トラクターや牛に踏みつけられるばかりの草地に活力を与えたいものである。
10月頭に、小諸市にある[安藤百福記念 自然体験活動指導者養成センター]・・て名前長すぎないか?・・
を訪ねてみた。 休館日だったのか、アプローチ道路にチェーンが張ってありとうせんぼう!森の中の屋根さえ見えない。
来月は
今井通子さんの公開講座に参加して、内外ともじっくり見学してくるつもりでいる

   
 根の切断と土質改良、透水性の向上を期待しての作業だが、火山灰質粘土の固さと平地部分に多いには一苦労
   
 小諸市宮沢地区にある金比羅神社に登ってみた。
 崖上の祠を、何十年となく数百m離れた千曲川対岸の道すがら
 眺めてきたのだが、ここまで来たのは初めて
 金比羅神社の崖下数十mにある宮沢集落。北方に浅間山
 なかなかの眺めである浅間の右裾野が軽井沢

平成23年9月
花オクラ(アオイ科)
の種を貰って6月に播種。育苗中にネズミ?(犯人はおそらく・・)にきれいに食われてしまい全滅。
蒔き直して、なんとかものになった。食べ方はなんと生で
花弁を食するのである!サッと湯どおししてもいい。
我が家では、生でポン酢か薄めのドレッシングでいただいた。全くくせのない淡い味・・・
オクラというだけあって、茎はもちろん花弁からもぬめりが・・・
ただし、咲いたその日だけの
賞味期限というデリケートな食材。虫もつかず病気も無縁の放任栽培で人の背丈ほどになる、すぐれものの作物である。
久々に我が家の定番として、毎年の作付け計画に加わることになりそうだ。

   
 台風15号のあとの秋の日差しに咲いた花オクラ・・・大人の手のひらほどの見事な花 
   
花オクラ/蕾と切れ込みの大きな葉  にっくき雑草【ハキダメギク】〜このネーミングはインパクトがあって、
一度で覚えてしまう。今年も畑にうじゃうじゃと
絶える間が無く・・


平成23年3月
浅間山麓
にあるワイナリーの風景(1月撮影)。右写真は地下のワインセラーに貯蔵されたボトル。
ざっと数えると1万5千本くらいはありそう・・・ラックごとに産地・醸造年や在庫本数が書かれたカードを添えて仕分けられている

県内では遊休農地にまとまったぶどう畑を造成する例をいくつか聞くようになった。会社や個人、グループなどかかわる主体は様々なようである。
イモから酒造りまでを楽しむグループも少なくない。現代生活に根ざした「酒文化」の一つの方向の到達点に近づいているかの感がある



過去ログ3(20年1月〜22年12月)

過去ログ2(18年1月〜19年12月)

過去ログ1(16年7月〜17年12月)

過去ログ0(トップページ写真の変遷)

乗馬生活

まきばカフェでの特訓の成果は・・・

左端写真は2005年9月に旅立った春雪号(2005.2.13撮影)


プロフィール

上原明彦(うえはらあきひこ)

昭和35年2月佐久市生まれ
建築を志して四半世紀、現在地で建築構造設計を本業とするかたわら、
農業経営も続け、土と生き物に親しむ生活を理想とする。

PC GatewayPaformance(PenV700MHz) Windows98SE
  
→Dell Vostro200 Core’2 Duo(2400MHz) Windows XP

プリンタ
Canon BJ S600
 →Canon BJ F9000(Kさんにいただきました、感謝!)
→Canon MP560(安・早・きれいな複合機 \13800)2010年6月
→Canon MG5430(\15400)2013年8月・・・MP560より数段退化しており、おすすめできません



プロッタ EPSON PX-6000S
デジカメなし→やっと手に入れたCASIO EXILIM EX-Z50 
→2代目 EXILIM EX-ZR100(\13313)2012年6月
携帯電話なし→これはいらない!

【所属】
■JA佐久浅間
正組合員戸数2万2千 販売高210億円 高原野菜と水稲、畜産を主力とする 賦課金3,200円

■日本建築学会
明治16年創立 会員3万6千人 建築学会賞・設計規準・JASSの制定 年会費12,000円

■長野県建築士会(佐久支部)
一級建築士・二級建築士・木造建築士の資格者団体 佐久支部会員360名 年会費22,000円

■日本建築構造技術者協会(JSCA)
会員4千人 建築構造士の認定・JSCA賞 年会費22,000円

■日本自動車連盟(JAF)
会員1200万人 ロードサービス 年会費4,000円 →近年は会員減少傾向か(2013年5月の会報発行部数1157万部)

■佐久商工会議所
会員事業所3千5百 賦課金6,000円


このページの編集方針

まったくの初心者なので、たいそうなことは言えないし、できそうもありません。
写真は最小限にすること、外国語・カタカナ語は極力使わないこと・・・くらいかな。
一通りの体裁を整えるにはまだまだ月日がかかりそうです。

東立科の地に暮らす雰囲気を伝えることが主眼ですが、本業の分野も
少しずつ内容を充実させたい。

日本語の内容と密度で読んでもらえるよう精進あるのみ。
なるべくでかい字で書いてゆきます。
月2回の更新が目標。

トップページへ戻る